
インスタが大きく影響を与えていることもあってフルフラット型キッチンがトレンドになっていますが、(キッチン前に目隠し壁がないタイプ)実際、このタイプのキッチンは費用を惜しまずセレクトすれば洒落た空気を放ってくれるかなり優れたアイテムです。
また、このタイプのキッチンを選ぶ理由は、「見た目の良さ」だけじゃなく「片付けに強制力が働く」という点にもあると時折お聞きします。調味料やキッチン用品を出しっぱなしにしてしまうと、せっかくの景観がそれだけで失われてしまうので、あえて隠さないことによって自分を律するという感じですね。
とはいえ、そうは言っても料理は毎日のこと。
つまり、きちんと料理をする方ほど常に美観状態を保つことは極めて至難の技であることに間違いはないと思うので、今回はそこまで片付けをきっちりする自信がない、でもキッチンはきれいに保ちたいという方に弊社のオススメプランをお伝えしたいと思います。
僕のように片付けがあまり好きではないずぼらな性格の方にはうってつけの方法だと思うので、該当する方はどうぞお付き合いください!
何も置けない前壁をつくる!
いつも使う調味料やキッチン用品を毎回、所定の位置にしまうのはなかなか面倒臭いため、最初のうちはこまめに片付けることは出来ても、そのうち「ま、いっか」となりいつの間にかそこには生活感が生まれることになります。
ゆえ、そのリスクがありそうだなーという方はそれを見越してキッチンの前に目隠しの壁をつくることをオススメしています。
とはいえ、この場合出来ればやらない方がいいことが前壁の天板を分厚くすることです。
理由はそこにたくさん物を置いてしまう可能性が高いからです。
キッチンの前につくる壁の高さは1m〜1m10cmにする場合が多いのですが、なんせこの高さは何かを置くのに丁度いい高さだからです。
ましてや、北側道路の場合だと、玄関からキッチンに入り込んでくる可能性が高くなるため、そうなると帰ってきてすぐの場所に何かを置くには丁度いい高さの棚が出来てしまうだけですからね。
結果、その天板は物置と化し、リビング側から見たら生活感満載に見えてしまうし、そこには水や油が飛び跳ねるため汚れがつきやすい上、埃も溜まりやすくただただ掃除が大変になります。そもそも、そこを拭くためにいちいちそこに置いてある物をのけること自体が面倒臭いことですしね。
そんなわけで弊社では、そこに何も置けない薄い壁をキッチン前につくることをオススメしています。(置けるとしてもスマホぐらい?)
モノが置けなくなると、リビングから見た時、生活感を感じることはないし、キッチン周りがスッキリ見えます。また、何もないのでキッチンを使った後、布巾でさっと一拭きすれば汚れや埃を取ることが出来るので、掃除がだいぶ楽ちんになります。
というわけなので、カッコよさと掃除の楽ちんさ両立させたいという方は、ぜひこのキッチン仕上げを参考にしていただければと思います。
それでは、、、
追良瀬